剣盾S28にて以下の構築を使用。
構築のコンセプトは、「採用率の高いザシアンかネクロズマを崩しの起点とすることで再現性高く勝つ」。
レンタル紹介
環境に存在する鋼タイプのほとんどがザシアンか日食ネクロズマであり、これらのポケモン以外で鋼タイプが採用されていることが少ないと考えたのでゼルネアスから構築を始めた。
結果としてはこの読みは少し外れ、S28はトリトドンの増加による火力の高いカイオーガの減少、ナットレイの増加という流れでまた別の物理鋼が増えてしまったが、バドレックスでギリギリ誤魔化せる範囲ではあったと思う。
以下採用順に解説をしていく。
ゼルネアス 209-x-117-200-119-143
バドレックス 175-81-100-217-121-222
ランドロス 196-166-156-x-100-111
ナットレイ 181-114-152-x-184-24
バンギラス 207-155-131-103-165-83
エースバーン 155-184-95-x-96-171
・個別解説
209(60)-x-117(12)-200(244)-119(4)-143(188)@パワフルハーブ
C
+2ダイサンダーが199-135ザシアンに157~
+2ムーンフォースが同上ザシアンに105~
S
準速カイオーガ抜き
上手いザシアン入りに対してゼルネアスを通すことはほぼ不可能であるが、一応定数ダメージを絡めて倒すルートを残しながらバドレックスを通すために餌として運用した。
H振り程度のザシアンであれば鉄の棘×2でダイサンダー圏内に入り、裏から出される場合でもムーンフォースとアストラルビットで倒しきることが出来る。
ザシオーガの並びが環境から消えることはないと考えているため、立ち回りに安定感を出すために素早さラインを高くした。
175-81-100-217(252)-121(4)-222(252)@気合の襷
アストラルビット サイコショック ドレインキッス 悪巧み
C
アストラルビットが199-135ザシアンに109~
ゼルネアスでザシアンやネクロズマを誘い黒バドで襷を残しながら倒しきることをコンセプトとした。
ジオコントロールを積んだゼルネアスの圧力により相手にダイマックスを強要出来る盤面も多く、こちらは襷を残しながら嘶きを発動出来る展開も多かった。
基本的にアストラルビットしか撃たないが、電磁波が飛び交う環境であったことからサブウェポンはミストフィールドを展開出来るドレインキッスとした。
エスパー技はサイコキネシスやワイドフォースも試したがどれも勝率には関わらなかったこと、ハピナスやラッキーで受けようとする愚か者が一定数いたことからサイコショックとした。
196(252)-166(4)-156(252)-x-100-111@ゴツゴツメット
HB
A244ザシアンの巨獣斬を約40%で2耐え
サンダーとの違いはステルスロックを撒けることや交代技の蜻蛉返りに無効タイプがないこと。
環境のザシアンは火力特化も多いことからランドロスで受けることは非常に怪しいが、堪えるを採用することによって1度目の巨獣斬のダメージから安定して行動を分岐させることに成功した。
(2耐えしそうなら蜻蛉orステロ、悪い乱数を引いて倒されそうなら堪える)
勿論岩技が欲しい場面はあるが再現性の高い立ち回りを実現するには堪えるの存在が必要不可欠であった。
181(252)-114-152(4)-x-184(252)-24@食べ残し
ジャイロボール タネマシンガン 宿り木の種 守る
HD
C222カイオーガの雨潮吹きを2耐え
ザシオーガの並びに対してザシアンを誤魔化すためにランドロスを選出すると、初手のゼルネアスとザシアンの対面でカイオーガを釣り出しされてしまうことが何度かあったため、ゼルネアス+ナットレイ+黒バドレックスで対応出来るようにした。
宿り木の種は命中不安で外し即負けの展開も多いが、それよりも当てた際のアドバンテージが非常に大きいため割り切った。
身代わり持ちカイオーガやミミッキュを意識して命中安定のタネマシンガンを採用。
ジャイロボールを採用することでダイマックスを絡めてほんのりゼルネアスやザシアンを誤魔化すことも出来る。
207(252)-155(4)-131(4)-103-165(236)-83(12)@オボンの実
ロックブラスト イカサマ 火炎放射 挑発
HD
サンダーや特殊イベルタル、バドレックス意識で可能な限り高く
S
相手のサンダーやイベルタルの圧力になりながら自分のバドレックスやエースバーンをコピーされた時の切り返しとして採用。
突撃チョッキ持ちのバンギラスではアッキサンダーや耐久振り羽休めイベルタル、ポリゴン2に勝てないことから挑発を採用するためにオボンのみを持たせた。
攻撃に努力値を振っても欲しい相手には打点が足りないことからザシアンやネクロズマの後出しに一番負担をかけられるイカサマを採用した。
役割を遂行させたい相手に対する技を持たせた後にスペースが余ったので、終盤に増加したホウオウ+ナットレイを最低限誤魔化せる火炎放射とした。
155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)@命の珠
火炎ボール 不意打ち 飛び跳ねる ギガインパクト
A
イベルタルへのダメージ意識の意地っ張り
ゼルネアス+黒バドレックスを軸として採用した場合に相手のイベルタル+ネクロズマを綺麗に崩せるビジョンが見えなかったので、エースバーンでどちらかを倒しこちらのどちらかを通すことにした。
仮に相手の3枠目とエースバーンが撃ち合った場合でも、ゼルネアスは攻撃に振っていないネクロズマのメテオドライブを耐えるので、ダイマックスを使わせることが出来れば十分勝機はある。
イベルタルとネクロズマを意識しているため火炎ボールとギガインパクトは確定。
自分のバドレックスをメタモンにコピーされた際に撃て、ダイアークでバドレックスの道を作れる不意打ち、飛び膝蹴りが必要な場面が思い浮かばなかったため仕事量を増やせる飛び跳ねるとした。
・選出例
ザシアン+カイオーガ
→ゼルネアス+バドレックス+ナットレイ
ヌケニンがいる場合はゼルネアスの代わりにランドロスを出したいが、珠サンダーが臭う場合はその限りではない。
→エースバーン+バドレックス+1
ザシアン+イベルタル
→ゼルネアス+バドレックス+ランドロス
書き出したら切りが無いですが、まず「初手にゼルネアスを出せない理由」を探します。
・雑感
今月は珍しく一か月を通してポケモンを楽しめました。今のルールは押し付けが強く、勝っても負けても納得が出来ることが多いため自分に合っているのかなと思います。
リアルの関係で深夜の26時前には切り上げてしまいましたが、今月はGW絡みで最終日にポケモンが出来ないことが確定しているので、もう少し粘れば良かったかなと少し後悔しています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。