S3 最終62位 パルデアフェスタ優勝 影踏みセグラッシャ

ポケモンSVシーズン3にて以下の並びを使用し最終62位だった。最終日前日に5000位だったロム1本でここまで上げられたので対策されている並びではあるがまだまだ現役だと感じる。

ほぼ同じ構築でパルデアフェスタという153チーム規模の大会も優勝し、修正を加えたものを最終日に使用した。

構築のコンセプトは「有利対面高火力技ぶっぱ爽快

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・構築経緯

今シーズンは前シーズンのように匿名性の高いカイリューやサーフゴーを並べるよりも、役割のはっきりした高火力のポケモンで1ターンの価値を上げた方が勝ちやすいと判断してセグレイブとハバタクカミを中心に構築した。

9世代では交代という選択が脆く不安定であると考えているため受け寄りのポケモンは極力採用せず、一度場に出してしまえば欠伸を絡めたプレイングで不利対面がほとんどないヘイラッシャをクッション役として採用した。

補完枠は環境に合わせて変化させたが、ゴチルゼルだけは初期に採用してから最後まで残り続けた。このポケモンが選出画面にいることで相手視点では受けポケモン2匹の選出が難しく、受け1匹の選出であればゴチルゼルを出さずとも崩しを行える。(詳細は後述)

 

・個別解説

努力値調整意図については優先順位が高い順に記載する。

207(132)-216(252↑)-112-x-106-123(124)@突撃チョッキ

熱交換 地面テラス

氷柱針 巨剣突撃 地震 氷の礫

A

ヘイラッシャや水ロトムへの巨剣突撃や、ガブリアスへの氷の礫の乱数意識で振り切り

S

準速キノガッサ抜き

HP

余り

不特定多数の組み合わせを耐えるために可能な限り高く

(テラス後にステルスロック+ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォース耐え等)

 

パルデアの王。

ほぼ全ての構築に選出が出来る程に単体のポテンシャルが高い地面テラス+突撃チョッキで採用した。シーズンの終盤までは気合の襷を持たせていたが、蜻蛉返りを覚えたテツノドクガやアーマーガアの増加により変更を余儀なくされた。

電気テラスによる崩し性能も魅力的ではあったが、セグレイブミラーで弱いことや、セグレイブの本質は有利対面での巨剣突撃だと信じて疑わなかったためタイプ受けサイクルへの崩しは他のポケモンで行うことにした。

このポケモンの対面性能のおかげで選出からプレイングまで想定通りに動かせる試合が多く、特性の熱交換と地面テラスによる状態異常耐性も相まって不快な負けが減らせることも精神衛生上とても良い。

131(4)-54-75-187(252)-155-205(252↑)@拘り眼鏡

古代活性 フェアリーテラス 

ムーンフォース シャドーボール マジカルフレイム サイコショック

C

テラス後ムーンフォースで157-127水ロトムを確定1発

S

ミラー意識

 

セグレイブと攻めの相性補完が良く、テラスタルを使用しなくて高火力を出せる特殊ポケモンとして採用した。

当初はセグレイブの氷の礫を通すための崩し枠としての採用であったが、シーズン終盤のハバタクカミのトレンドが素早さを削った耐久振り+ブーストエナジーによるS上昇のスイーパー型であったため、1度ヘイラッシャの欠伸で流してしまえば拘りスカーフを持たずともこちらのハバタクカミが通る展開も多いと考えて火力を重視した。

このポケモンが真価を発揮するのは「何をされても1匹倒せる状況」を作り出した時だと考えているので、試合の序盤ではあまり使わずに中盤以降にヘイラッシャで対面操作を行ってから展開することが多かった。

サイコショックは滅びの歌と選択だが、終盤のテツノドクガの数が無視出来ないと判断した。

241(124)-121(4)-165(116↑)-x-116(244)-58(20)@食べ残し

天然 炎テラス

アクアブレイク 地割れ 守る 欠伸

D

C187ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォースの乱数がズレないライン

HB

効率が良いところで可能な限り高く

S

ミラー意識

 

セグレイブやハバタクカミが作ったアドバンテージを欠伸+守るで損なわず、クッションとして補完枠を必要とせずに1匹で完結していることが非常に魅力的であったため採用した。

元々物理耐久は過剰なほど高いため安定感を求めて特殊耐久に厚く振った。これによりハバタクカミやロトムへの安定感が格段に上がり、HPが半分未満でもテラスタルを絡めればテラス眼鏡ムーンフォースを耐えて欠伸+守ると動くことで相手視点では見えない勝ち筋を生み出せる。初期に炎テラスタルで採用してから最後までテラスタルは炎が最強だと疑わなかった。なぜ少ないのかが分からない。

アクアブレイクを採用した理由はウェーブタックルでも火力が足りないため。確定数が変わらないなら反動が無いアクアブレイクの方が優秀で、なにより攻撃ターン+守ったターンで2度も食べ残しを稼げることが優秀であった。唯一テツノドクガに対してはアクアブレイクでは火力が足りずに乱数勝負になってしまうが、それでもこちらが有利乱数なので眠りターンと合わせた勝率を加味すれば問題ではなかった。

欠伸+守る+アクアブレイクでヘイラッシャとしては完結しているため最後の枠には地割れを採用した。崩しはセグレイブとハバタクカミの超火力で行えるため「地割れを撃つことで勝率を下げないか」を強く意識して立ち回った。あまり使わないのであれば「ジバコイル等に撃てる地震の方がいいのでは」と考えたこともあるが、ヘイラッシャ入りの構築ミラーではお互いにヘイラッシャが残ることが多く、この展開では地割れが無いヘイラッシャでは絶対に勝てないので必要である。

175(236)-54-158(228↑)-115-130-91(44)@拘りスカーフ

影踏み 飛行テラス

サイコキネシス 眠る トリック 甘える

S

トリック後にS60までのヘイラッシャを抜けるように(目安)

HB

余り

 

世間的にはなぜか嫌われているが個人的にはかなり評価が高いポケモン。主に低速が多い受け構築対策として採用した。

9世代のゴチルゼルはコスモパワーを使えなくなってしまったためTOD特化の構成とした。低速の受けポケモンにトリックを入れ、甘えるや眠るでターンを稼ぎ最終ターンにサイコキネシスで倒すことで勝利を目指す。

PP切れの悪あがきで起点回避をしてくる相手には、再度トリックを入れて相手の拘りを解除してからまたトリックをすることで悪あがきを解除させられるゴチルゼルを使う上で必須テクニックだ。

これは副産物として後で気が付いたことだが、相手視点ではこちらのパーティーゴチルゼルがいることで受け2枚選出を極端に避けている傾向があった。例としてはアーマーガアは選出されるがドオーは出されず、キョジオーンに至っては1度も選出をされなかった。そのため当初はドヒドイデ+クレベース+ハピナスのような構築にしか出さない予定での採用であったが、このポケモンの選出圧力によってサイクル構築への崩しが他のポケモンで容易に行えたように感じる。キョジオーン入り構築が相手の隠密マント枠を引き摺り出して弱い選出をさせることに近い。

149-200(252+)-110-141(4)-72-168(252)@気合の襷

インファイト 叩き落とす 10万ボルト 影撃ち

クォークチャージ 電気テラス

 

セグレイブではアーマーガア絡みのタイプ受けサイクルを崩せないため採用した。

インファイト+叩き落とす+影撃ちでほとんどの相手に対して攻撃範囲が解決しており、補助技を含んだ匿名性の高さから相手に甘えた選択を取らせない点が優秀であった。

受け出しに来たアーマーガアにHPを維持させないために10万ボルトを採用し、稀にいるHD型に受け切られないように電気テラスとした。

叩き落とすはヘイラッシャの食べ残しを叩いて守るリスクを与えられるようになったり、かなりの情報アドバンテージを得られるためこの技を強く使えるテツノブジンは対面構築に必須級であった。

171(124)-67-100(156)-182(44+)-131(4)-153(180)@ブーストエナジー

炎の舞 エナジーボール マジカルシャイン ニトロチャージ

クォークチャージ 草テラス

うわっき調整

エナジードグガ|うわっきー|note

 

終盤までは隠密マントを持たせたウルガモスを採用していたが、アンコールカイリューの増加やゴチルゼルの圧力によってキョジオーン+受けの選出はされないということに気が付いたため、似たような役割で対面性能が高いテツノドクガに変更した。

結果的にはセグレイブ以外にもテツノカイナやカイリューなど、数値でごり押してくる相手に対して強く動かすことが難しかったため構築的に合ってなかったかなと感じた。

恐らくテツノドクガを採用するのであればこちらに拘り眼鏡を持たせて、ハバタクカミを撃ち分け出来るブーストエナジーにした方が綺麗に纏まる。

 

・選出

セグレイブ+ヘイラッシャ+1匹がほとんど

初手出しはセグレイブかテツノブジンが多いが、ハバタクカミを出す場合もたまにある。

タイプ受け構築にはテツノブジンを出したく、更に受けに寄った構築にはゴチルゼルを選出する。

 

・雑感

環境初期にセグレイブ+ヘイラッシャ+ハバタクカミを使い始めたが、徐々に明らかなメタ対象となっていると気が付き他の構築の可能性を模索し続けた。しかしどれもしっくり来ず、色々試している内に最終日前日にレートも2000から1800くらいまで落としてしまった。

「これでダメなら諦めよう」そう思って引っ張り出してきたセグカミラッシャがやはり手に馴染み、プレイング次第で対策を乗り越えられると信じ切れたことでなんとか最終2桁に残ることが出来た。

完全な準備不足であったため偶然得意な構築が噛み合っただけに過ぎず、結果には満足しているが過程には満足していない。

今月は対戦オフにも参加する予定なので反省を活かしたい。

【シングル】S1最終117位 襷セグレイブ軸

ポケモンSVシーズン1にて以下の並びを使用し最終117位だった。最終日に61位まで上がれたものの勝ち切れず、その付近をウロウロしていたため非常に悔しい。

今作もアプローチとしては極力匿名性の高く、種族値の高いポケモンで固めた。

軸のセグレイブ+カイリュー+サーフゴーは実質マンムークレセサザン。

 

 

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・構築経緯

シーズン後期まではHDコノヨザル+ヘイラッシャでステルスロック+欠伸の展開をしていたが、露骨に初手のコノヨザルが対策されているのを感じて手放した。その後友人のわだーだが「襷セグレイブが安定感があって強い」と助言をくれたので試してみたところ、ガブリアスマンムーの中間のような性能が使いやすかったので軸にした。

環境に多いドラゴンタイプに対して初手のセグレイブはほとんど出し勝ちすることが出来るが、気合の襷を持っていてもテラスタルのタイプによっては撃ち負けてしまう。しかしそれらの動きの多くに1ターン目からカイリュー引きをすることで、ガブリアスの鉢巻き逆鱗も終盤増えた鉢巻き地面テラスにも対応出来る事に気が付きHBカイリューを採用した。鉢巻き逆鱗を撃たれた場合はフェアリーテラス+炎の渦でカイリューのHPが満タンの状態で1匹倒せる等かなりのアドバンテージを稼げる。

この2匹では炎の渦で捕まえられないラウドボーンやトリック持ちが重いため拘り眼鏡のサーフゴーを採用した。拘り眼鏡を持たせることでHBラウドボーンにゴールドラッシュが半分入るのでテラスタルを無視しながら対面勝てる等、かなり立ち回りに幅が生まれる。

この3匹で多くの相手をプレイングで誤魔化せたので他のポケモンは特定の状況で強い型を採用することが出来た。

それでは採用順に解説していく。

 

・個別解説

191(4)-197(252)-112-x-106-152(252+)@気合の襷

地面テラス

氷柱針 巨剣突撃 地震 氷の礫

 

対面で大きく不利を取るポケモンがほとんどいないため基本的に初手に出して試合を組み立てていく。

氷柱針のヒット回数によってフェアリーテラスタルガブリアスに対面で負けてしまうことが懸念点であったが、後述するカイリューに交代することでほぼ全ての動きに対応することが出来る。

パーティー単位で先制技を採用しにくい今の環境では絶対にタイプで無効化されない氷の礫はかなり貴重で、この技の存在がセグレイブの強さの所以でもあると感じる。

流行りの炎の渦カイリューに対しても流星群を撃たれないタイミングでセグレイブを出して崩すことが出来て、甘えた炎の渦に対しては特性の熱交換によって止まることを知らない暴走龍が爆誕する。

 

191(196)-125-156(212+)-120-120-113(100)@ゴツゴツメット

フェアリーテラス

流星群 炎の渦 アンコール 羽休め

 

S

最速ドドゲザン抜き

HB

余り

 

セグレイブが苦手なマリルリやヘイラッシャ、マルチスケイル込みならガブリアスの鉢巻き逆鱗でも耐えるため、無理矢理投げてフェアリーテラス+炎の渦でキャッチして倒し切ることが出来る。

最終日は絶対にメンタルハーブを持たせた最速のドドゲザンでHBカイリューを狩る人が現れると思っていたので素早さラインを上げた。同じ型のカイリューミラーで上を取られたことが2回あったが、恐らくマリルリのじゃれつくをギリギリ耐えるくらいまで物理耐久を下げていると思い、そこまで物理耐久を下げるのは不安だったため諦めた。

ヘイラッシャ対策枠として地割れの当たらない飛行タイプなのはストレスが溜まらなくて快適であったし、最終日の3桁後半~4桁帯前半の相手は全てを投げ出してどんな対面でも地割れを撃ちまくってくる人がそこそこいたためカイリューの無償降臨で楽に勝つことも多かった。

179(132)-58-116(4)-198(212+)-112(4)-124(156)@拘り眼鏡

鋼テラス

ゴールドラッシュ シャドーボール 気合玉 トリック

 

H

C185サーフゴーのシャドーボールを15/16耐え

C

等倍211-96ラウドボーンをゴールドラッシュで15/16で倒す

S

準速キノガッサ抜き抜き ミラー意識

 

カイリューで崩せないラウドボーンや、耐久振りサーフゴーをこちらのサーフゴーで崩していく。

ラウドボーンでさえテラスタルを使わずにゴールドラッシュで押し切ることが出来るため、如何にしてゴールドラッシュの試行回数を稼ぐかを第一に考えた。フレアソングに後出しすることも多々ある。

単純にタイプや種族値も強力であるが、特性の黄金の体によって選出を歪ませずに相手のトリックや欠伸展開を止められる点も魅力的だ。

カイリュー+サーフゴーの並びは一貫すると厳しいノーマルや地面タイプを無効に出来るのも美しい。

131(4)-142(252)-100-x-125-162(252+)@命の珠

ゴーストテラス

じゃれつく シャドークロー 影撃ち 呪い

 

対面的な構築の相手に対してサーフゴーの素早さの低さが足を引っ張ってしまうので、先制技持ちで行動保証があるミミッキュを採用した。

剣の舞を採用しないと数値受けに対して無力になってしまうが、そのような相手にはサーフゴーを選出するので必要ないと考えた。コノヨザルが構築単位で重いため一時期はレッドカードで使っていたが、あまりにも火力が低く他の相手に支障が出たので命の珠を持たせて呪いを覚えさせることで折衷案とした。

193(236)-112-96(4)-138(140)-96(4)-195(124+)@食べ残し

格闘テラス

祟り目 テラバースト 鬼火 身代わり

 

H

不特定多数との撃ち合い意識の食べ残し最大効率

身代わりがA121キョジオーンの塩漬けを耐える

S

準速ドラパルト抜き

C

余り

 

あまりにもキョジオーンとサザンドラが重かったため採用した。身代わりがキョジオーンの地震を耐えるところまで物理耐久を伸ばすか悩んだが、そこまでメタが回る程キョジオーン自体の個体数が多くないと予想して割り切った。

キョジオーン入り以外に対しても相手の物理ドラゴンに鬼火を入れてカイリューで受け切る選択肢を取れる等最低限以上の活躍はしてくれた。

問題点としてはテラス前提なため選出が歪むことがある。ドラパルトは選出画面にいることに意味があると思っているため解雇はしたくないが、もう少し別のアプローチがあったかもしれない。要検討枠①。

163(20)-58-98(100)-199(204+)-126(4)-143(180)@ラムの実

フェアリーテラス

炎の舞 テラバースト ギガドレイン 蝶の舞

 

H

A204鉢巻きカイリューのノーマルテラス神速14/16耐え

S

+1状態で最速ドラパルト抜き

C

余り 出来るだけ高く

ギガドレイン+テラバースト+ギガドレインで255-117ヘイラッシャを倒す

 

最後まで食べ残しのキョジオーンと悩んでいた枠。キョジオーンだとカイリューやサーフゴーと組み合わせてサイクル色を強めることが出来るが、終盤になって鋼テラスのサザンドラが環境に戻ってきたためウルガモスに変更した。環境からマリルリが減ったことや、マリルリカイリューで受け切れる点も大きい。

ラムの実を持たせることで欠伸でウルガモスを流して誤魔化そうとしてくるヘイラッシャを返り討ちにすることが出来る。

ドラゴン環境でフェアリー技を持たないと話にならないのでテラスタイプはフェアリーにした。要検討枠②。

 

・選出

①セグレイブ+カイリュー+サーフゴー

大体これでいける。プレイングが絡むことが難点だが、逆に言えばプレイングを絡ませれば広範囲のテラスタルに対応出来る。カイリューのマルチスケイルは基本的に維持して立ち回る。

②セグレイブ+カイリュー+ミミッキュ

対面的な相手に出す。サーフゴーがお荷物になりそうな時に。

③サーフゴー+カイリュー+@1

主にコノヨザル入りのステルスロック展開が透けている時にサーフゴーを初手に置く。

露骨なステロ展開のコノヨザルに対してサーフゴーに交代する選出をすると、電気玉投げつける→ステルスロックでしっかりと展開されてしまうため上からシャドーボールを当てるために初手に置きたい。

④その他柔軟に(カイリュー@2)

セグレイブが明らかに通っていない時は柔軟に選出する。

カイリューはテラスタルさえあればほとんど腐ることはないので積極的に出したい。

 

・雑感

youtube活動に大きく力を入れながらのシーズン1であったが、協力してくれた友人のおかげでなんとか環境に食らいつくことは出来た。

欲を言えば最終50位以上に残りたかったが振り返れば取り組む姿勢も甘かったので妥当な結果だったと思う。

ようやくテラスタルの環境に慣れてきたので、新ポケモン解禁で大きく環境が変わる前にもう一度上位を狙えるように努力したい。

 

スペシャルサンクス

ポケモンを持っていないはずなのになぜかどこかで試したかのような案をくれたわだーだ

最終日付近でインフルエンザにかかり闘病しながらも、僕が最終日寝過ごさないように朝5時に電話で起こしてくれたむか

S33最終74位 匿名ザシオーガFinal

剣盾S33にて以下の並びを使用し最終レート2004の最終74位であった。

最近はほとんどポケモンに触れていなかったがポケリーグ(8/13)の翌週からなぜかモチベーションが上がり、過去の経験値があり匿名性の高いカイオーガ軸を考察した。

コンセプトは「相手が対応する前に試合を終わらせる」。

伝説2体環境も終わり需要も少ないため今回は簡易更新とする。

 

・構築経緯

環境トップをザシアン+黒バドレックスと仮定し、その構築に噛み合いを発生させにくい拘りスカーフ持ちのカイオーガが強いのではないかと考察を始めた。8月中盤には環境にカイオーガが少なく、いたとしても命の珠個体が多いことも追い風に感じた。(=対策枠もトリトドンのような水無効が少なく、水技の通るナットレイが多かった)

カイオーガの持ち物は一通り試したが最終的にはダイマックスをしなくてもザシアンと戦える拘りスカーフを選択した。匿名性という点では臆病で命の珠を持たせた型も強かったが、取り巻きのパワー不足やダイマックス時に択になることが多く勝っても勝った気がしなかったため見送りとした。

環境トップを握らなかった理由としては普段サボっているプレイヤーがザシバドを握っても環境の練度ゲーについていけないからである。

結論から言うとこの選択は半分失敗で、8月の中盤には簡単に2ロム1900以上まで上げられたものの最終週になぜかカイオーガが爆増し、対策枠のトリトドンガマゲロゲ、貯水ヌオーまでもが蔓延り苦戦を強いられた。そのため今月は上を目指せないと判断しレート2000を1度で超えた23時頃に撤退とした。

 

ザシアン  197(236)-220(76)-136(4)-x-136(4)-192(188)

カイオーガ 175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)

サンダー  165-x-106(4)-194(252)-110-152(252)

カバルドン 215(252)-132-154(12)-x-123(244)-57

ウーラオス 175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

ガオガエン 201(244)-135-123(100)-x-144(164)-79

 

・個別解説

採用順に解説していく。

 

175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)@拘りスカーフ

潮吹き 雷 冷凍ビーム 破壊光線

 

以前から構築記事で見受けられる「スカーフオーガの自由枠」に絶対零度を採用するのは疑問であったためこの枠の考察を中心に行った。怖い顔や電磁波等も候補ではあったが最終的には岩石封じと破壊光線の2択になり、明確に活きる場面が多いであろう破壊光線を採用した。

具体的に破壊光線が活きるのは以下のような並びである。

  

どちらにも共通して言えることは伝説ポケモンの圧力でカイオーガダイマックスを誘い、特性の発動順とウオノラゴンへのダメージ等で型を判別してくることであった。初手の命の珠エースのダイマックスまで考慮すると対策が非常に難しく、一時は拘りスカーフカイオーガを諦めようかとすら考えた。

しかし、これらの並びに対して初手ダイアタックで有利展開を作れることに気が付き破壊光線の採用が決定。耐久振りのイバンの実ウオノラゴンはダイアタック+ダイアイスを耐えられず、サンダーやイベルタルが命の珠でダイジェットを撃ってきた場合でも相手に素早さ上昇を許さずザシアンで縛る展開を作れる。

副産物として相手の行動際にダイアタックを撃つと突撃チョッキ等の持ち物を考慮してか拘りスカーフを想定されることが少なく、相手のダイウォール→上から潮吹きで有利展開となる試合もあった。

 

197(236)-220(76)-136(4)-x-136(4)-192(188)@朽ちた剣

巨獣斬 じゃれつく 電光石火 剣の舞

HBD

201イベルタルの命の珠ダイジェット+ダイアーク耐え

S

意地っ張り拘りスカーフウオノラゴン抜き付近を抜き

おまけでミラー意識

A

余り

ダイマックスした201-116イベルタルを巨獣斬+電光石火+命の珠2回で倒せる

(雨下後出し想定)

 

採用当時は思考停止でHAベースで使っていたが巨獣斬+電光石火+後述のアクアジェットでCSダイマサンダーにダイバーンを撃たれると倒せないことで、過剰なAなのではないかと疑問を抱いた。

巨獣斬と先制技を絡めた動きで現実的に倒せるポケモンガマゲロゲ程度であったので、初手の命の珠サンダー展開はカイオーガのダイアタックに任せることにして自分が思う最低限のAであるイベルタル絡みへの最低ラインを確保し残りは素早さに回した。

 

175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)@気合の襷

水流連打 インファイト アクアジェット 挑発

 

真のエース。

カイオーガで削ったナットレイを起点にダイナックルを積むことでサイクル構築は崩壊し、雨下の水流連打で対面構築にも圧力をかける。ザシアンもじゃれつく+電光石火を持っていないとウーラオスに対面負けてしまうから驚きである。

水無効特性がいない構築にはカイオーガと合わせて役割集中を仕掛けていき、トリトドンガマゲロゲが絡む並びには挑発でサイクルの阻止を狙う。

挑発という技が有名になりすぎたせいで一点読みの行動をされることも多かったがそれ以上にケアさせない展開も多く、ダイウォールを絡めてアクアジェットを撃っていく動きが非常に強力であった。

 

165-x-106(4)-194(252)-110-152(252)@命の珠

暴風 ボルトチェンジ 熱風 羽休め

 

終盤環境に増えてきたトリトドン等の水無効特性がいる並びにどうしてもカイオーガを出す気になれなかったので命の珠を持たせたアタッカーで採用。カイオーガに食べ残しを持たせて受けに来たポケモンをカモっていた時期もあったが、構築のパワーを上げるためにサンダーの火力が欲しい場面が多く、それならば役割が被っていることが勿体なく感じて住み分けさせた。

 

特に語ることも無いが、ナットレイ絡みに択が増えることを嫌って熱風+羽休めで採用した。

 

215(252)-132-154(12)-x-123(244)-57

地震 ステルスロック 吹き飛ばし 欠伸

HD

C238黒バドレックスのリーフストーム耐え

B

余り

 

当初は雰囲気のゼクロムやジガルデ対策枠として採用したが、実はザシアン+黒バドレックス構築にも出していけるのではないかと思い配分をHDベースに変更した。ウオノラゴン入りには先述した展開で問題無いが、ガマゲロゲが絡んだ並びはダイマアタッカーまで考慮すると厳しいのでそこにHDカバルドンを刺していく。

控えめの特殊命の珠ガマゲロゲのダイストリームは耐えないが、そもそも特殊型ではカイオーガに撃ち負けるので初手に出てきたとしても物理型だと割り切った。

 

201(244)-135-123(100)-x-144(164)-79(個体値29)

フレアドライブ DDラリアット 挑発 捨て台詞

HB

A244+1ザシアン(メタモン)の巨獣斬×2耐え

(ザシアン配分変更前の名残)

D

余り

 

ザシアン+黒バドレックスやホウオウにほんのり強い点を評価して採用。当初は選出率が高かったものの、黒バドレックスのダイアースやザシアンのインファイトに対してダイマックス択になることが非常に多く、終盤はほとんどホウオウ+黒バドレックス構築にしか選出しなかった。

ポリゴン2に対して下から捨て台詞を撃ちたい場面が多かったので素早さ個体値を下げた。トリックルームやスピードスワップ持ちの個体で最遅にされていた場合はこちらが最遅にしても同速で不毛なため、ミラーやラグラージにしっかり挑発を撃てるラインを確保した。本当は1回速い歌うラッキーにボコられてめっちゃ萎えたから。

 

・雑感

基本的な並びに対しての選出は決めていましたが最終シーズンも終わり参考にする人もいないと思うので割愛させてください。

中盤までは上位を狙えるくらいの自信があったスカーフカイオーガ軸でしたが、終盤に思わぬスカーフカイオーガとその対策枠の増加に苦しめられなんとか2000といった感じでした。ザシアンが全く受からない構築のヌオーが貯水で採用されていたりで、最終日には上を目指せる気がしませんでした。

最終日付近で以前に考えていたザシアン+イベルタルに逃げようかと何度も考えましたが、考察を繰り返した過去の自分を信じて良かったなと思います。

ポケモンをサボりまくっていたせいで環境のカイオーガを含む全ての知識がほとんどありませんでしたが、おろしぽんずさんの協力のおかげでなんとか形にはすることが出来ました。

しかしサボりまくっていたおかげでモチベーションが湧き上がってきた節もあるので難しいところかなとも思います。毎月安定してモチベーションを維持出来る人の自己管理力の高さは尊敬します。

今月にはスプラトゥーン3が発売されまたポケモンから離れてしまうような気がしますが、気まぐれで戻ってくると思うのでその時はよろしくお願いします。

第62回葉桜杯優勝 匿名ザシオーガ2

第62回葉桜杯にて以下の構築を使用。予選と合わせて全勝で優勝した。

S28にておろしぽんずさんに使って頂き22位を取った構築をベースとしている。

S28最終22位 匿名ザシオーガ 使用者おろしぽんず - 発寒厨の蜻蛉日記

コンセプトは変わらず「匿名性の高いポケモンで相手視点でのみ択を発生させ、上振れを押し付ける」。

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・構築経緯

匿名性が高く安定行動が上振れに繋がるポケモンを軸にした構築が弱いわけがないと確信していたので、前回の構築に少し手を加えて自分好みにした。大体のことは前回記事で解説したため以下抜粋。

 

カイオーガの安定行動による上振れ性能、相手にダイマックスを強いる圧力に注目。ダイマックスを主軸としないカイオーガには拘りスカーフを持たせることが一般的であるが、潮吹きという技には追加効果が無く、上振れ性能を潰しているように感じた。

考察の過程で突撃チョッキ持ちのCSカイオーガはザシアンと組ませることで相手にだけダイマックスを強いる展開を多く作れ、雷や冷凍ビーム等の上振れ技を安定択として撃てることに気が付いた。

 

この並びが強いと確信したダメージ計算は以下であり、計算結果は雷+EF雷+巨獣斬の合算ダメージを示している。

ざっくり説明するとH191までのカイオーガであればダイマックス+突撃チョッキを持たれていても89%で倒せる(麻痺急所非考慮)。

 

初手でこちらのカイオーガと相手のカイオーガが対面した際、こちらは相手のカイオーガの型が何であれ雷を選択することが安定択となる。

準速まで引き上げたカイオーガは相手視点で、相手の特性が速く発動した場合は「硬いチョッキ」に見え、こちらの方が速い場合は「速い拘りスカーフ」に見えるので、一方的にダイマックスを強いりながらこちらのみ情報アドバンテージを得られる。

 

一方的にダイマックスを強いることの一番強い点は、こちらは雷を2回撃つことで51%で麻痺させることが出来るが、相手視点の上振れ要素はダイサンダーを急所に当てることのみでありながら、火力アップアイテムを持っていないカイオーガの攻撃でこちらの突撃チョッキカイオーガが1発で倒されることはないので、相手視点では上振れ要素が実質存在しないのである。

何百戦と対戦を行うランクマッチでは、安定行動による上振れ要素が間違いなく勝率に繋がると考えた。

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相手にダイマックス権を使わせた後の詰め筋として3匹目にはアッキサンダーを採用した。

剣舞ザシアンが増えていることで一般的には評価が下がっているポケモンではあるが、正しい使い方をすれば上振れ要素の塊の詰ませポケモンだと考えている。」

 

・個別解説

以下採用順に解説していく。

カイオーガ 175-108-111-222-160-142

ザシアン  195-242-135-x-135-175

サンダー  197-x-150-145-110-121

ランドロス 165-197-110-x-100-157

ポリゴン2   191-90-156-125-115-82

ヌケニン  1-156-45-x-50-92

 

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175-108-111(4)-222(252)-160-142(252)@突撃チョッキ

潮吹き 雷 冷凍ビーム 岩石封じ

C

構築経緯で触れた雷+EF雷+巨獣斬で突撃チョッキ持ちカイオーガを落とせる範囲を重視した振り切り

HD

C202カイオーガの潮吹き+ダイサンダー耐え

C222カイオーガの珠ダイサンダー耐え

S

拘りスカーフ以外のカイオーガ意識の準速

副産物として激戦区S140付近抜き

 

現環境で多発するザシオーガミラーへの回答として特攻と素早さに振り切って突撃チョッキを持たせた。これによって相手のカイオーガの型判別がしやすいだけでなく、環境のカイオーガはミラー意識でS135付近まで上げていることも多いため、更に速いこちらのカイオーガの拘りスカーフを警戒せざるを得なくなる。

耐久に振らないとC194珠サンダーのダイサンダー×2でダイマックスをしても倒されてしまうが、その場合はダイジェットを積まれずザシアンで縛れるため問題無いと考えた。

ザシオーガ+ヌケニンの構築が流行っているので選出を歪めないために岩石封じを採用した。カイオーガミラーでは基本的にダイマックスを切らないため、ヌケニンに引いてダイマックスを枯らす動きを咎められる。原子の力ではない理由は黒バドッレクス等の足を奪いザシアンで縛れるようにするため。突撃チョッキ+ダイアースを積んでくるWキュレムに対してダイロックが最低限の打点にもなる。

 

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195(220)-242(236)-135-x-135-175(52)@朽ちた剣

巨獣斬 じゃれつく ワイルドボルト 電光石火

A

構築経緯で触れた雷+EF雷+巨獣斬で突撃チョッキ持ちカイオーガを落とせる範囲を重視

H

余り 

AorC201命の珠イベルタルのダイジェット+ダイアーク耐え

S

準速エースバーン抜き

ミラー意識(抜いてない前提で組み立てるため努力値の無駄だった)

 

カイオーガが耐久に振っていない関係で物理特殊問わずイベルタルが非常に重いため、天候の雨と合わせて広く誤魔化せるザシアンを採用した。

ザシアンに素早さを求める場面が少ないためHAベースとし、努力値に余裕があったのでミラー意識で少し素早さに回してみたが、ミラーで抜けたことはない上にそもそも抜かれている前提で試合を組み立てるため努力値の無駄でしかなかった。攻撃を振り切って巨獣斬+電光石火で縛れる範囲を増やした方が有意義である。

 

技構成はイベルタルとの撃ち合いで重要になる巨獣斬と電光石火、選出されやすいトリトドンへの打点としてのじゃれつくとし最後にワイルドボルトを採用した。ザシアンが電気技を持つことでホウオウ+ジガルデのような構築に選出を躊躇いにくくなる。一般的なザシオーガではインファイトを採用することが多いが、撃ちたい相手のナットレイディアルガにはカイオーガやサンダーと合わせて役割集中をすれば削り切れるため無くても良いと判断した。

 

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197(252)-x-150(252)-145-110-121(4)@アッキの実

暴風 放電 身代わり 羽休め

HB

A184命の珠エースバーンのダイアタックに対面から羽休めが間に合う

副産物としてザシアンに投げた場合の生存率が上がる振り切り

S

+2で拘りスカーフヒヒダルマ抜き

 

カイオーガやザシアンと並べることで型の匿名性が飛躍的に上がるポケモン。選出画面でこのポケモンの命の珠の可能性を切らせない構築を意識した。

 

アッキの実持ちサンダーが真価を発揮する使い方は後発のダイマックスエース。カイオーガやザシアンで場を荒らし、スイーパーとしてサンダーを通すことで麻痺に頼らずとも圧力をかけられる。

これだけなら命の珠を持たせてもいいように感じてしまうが、場を荒らした後に裏から展開するサンダーが求められる火力はさほど高くないため、それなら最悪の場面でも運に頼りやすいように耐久振りした。現環境のザシアンは剣の舞を持っていることも多いが、先に展開してしまえばこちらが圧倒的に有利な確率を引っ掛けにいける。

 

身代わりの枠は熱風と悩んだが、HDナットレイに耐えられて宿り木からテンポを取られると不快なゲームメイクが求められるので外せなかった。

 

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165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)@命の珠

地震 空を飛ぶ ストーンエッジ 自爆

A

213-156ホウオウにストーンエッジが117.4~139.0%

有象無象意識の振り切り

S

カイオーガゼクロム意識の最速

 

S28にておろしぽんずさんが使用していた珠ランドロスを参考にして採用。カイオーガの拘りスカーフ判定やゼクロムに択を生みにくい最速とした。

過去にランドロス展開の黒バド+ザシアンの記事でも解説したが、カイオーガが多い環境の最速ランドロスは選出から非常にゲームメイクがしやすい。この構築では相手のカイオーガに対して型を判別しつつランドロスからカイオーガ引きが成立する。

今回は範囲を取った技構成の最後に自爆を採用した。初手に出されやすい命の珠持ちガマゲロゲの展開を許さず、後発ダイマックスに対してはダイアタックで抑え付けながらザシアンを通すことが出来る。補助技として剣の舞だけは唯一考えたが、相手側の甘え行動に対してしか撃てそうになかったため見送った。ダイウォール→空を飛ぶでは後発ダイジェットを止められないことも大きい。

 

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191(244)-90-156(252)-125-115-82(12)@進化の輝石 アナライズ

イカサマ 冷凍ビーム 丸くなる 自己再生

HB

A120ジガルデの+6サウザンアロー急所耐え

B+1状態でザシアンを出されても、剣の舞さえなければインファイトを撃たれても展開が間に合う

C

321-161ジガルデの+3身代わりをダイアイスで確定破壊

S

麻痺したウーラオス抜き

ミラー同速回避

 

ここまでの4匹では地均しランドロス展開の黒バドザシアンに勝つことが難しいため採用。黒バドレックスに対してダイマックスを合わせるため攻撃個体値は31。

このポケモンには広く浅い範囲を丸くなるで誤魔化して欲しかったので特殊方面はダイマックス任せの防御振り切りとした。主にジガルデやネクロズマを指す。

 

一時期はトレースで採用していたが、パーフェクトジガルデのD+3身代わりをダイアイスで壊せないことがあり目玉が飛び出てしまったのでアナライズとした。イカサマをザシアン交代に合わせればある程度のダメージソースとなるところも評価が高い。

 

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1-156(252)-45-x-50-92(252)@気合の襷

ポルターガイスト 影撃ち 鬼火 堪える

B

個体値0

H155メタモン(ヌケニン)に影撃ちが101.9%~

 

メタモン入りに対して対面的な選出が出来るように採用。選出画面では広範囲の禁止伝説に対して圧力となる。

これは私の使い方が下手なこともあるが、どこから弱点技が飛んでくるか分からない環境であるため、基本的にメタモンにコピーされた自分のポケモンにしか投げないよう意識した。

ただザシアンをコピーされた際の切り返しはサンダーで事足りているため、選出画面で更に命の珠の場所を隠す貯水ガマゲロゲにしてみても面白いかもしれない。

 

・選出例f:id:hassamuchuu:20220411080747p:plainf:id:hassamuchuu:20220402045337p:plain

ザシアン+カイオーガ

カイオーガ+ザシアン+サンダー

イベルタル+ザシアン

カイオーガ+ザシアン+1(サンダーが多い)

 

基本的に初手にカイオーガを出してテンポを取りたい。出せない場合はなぜ出せないのかから逆算して選出を考える。

 

・雑感

今月末はリアルの都合でランクマッチに時間を取れないことが決まっていたのですが、葉桜杯という大きな大会で二度目の優勝が出来たことを嬉しく思います。

予選段階ではあまり乗り気でなかったこともあり寄せ集め状態でしたが、本戦出場が決まってから考えた割にはそこそこの完成度に仕上げられたのも、前期の貯金と珠ランドロスのアイデアを教えてくれたおろしぽんずさんに助けられましたおかげです。

運負けを減らすアプローチ

構築段階での立ち回りについて聞かれることが多いこと、今後自分の考えを見直すために一度文章として纏めてみることにした。

 

今の環境で分かりやすい例としてザシアンを挙げる。

ザシアンはその性質上追加効果のある技を採用しずらく、上振れ要素が急所に当てるしかない上に、接触技が多いので静電気や炎の体等から下振れの影響を受けやすい。使い方次第では「運負け製造機」なのである。私も恥ずかしながら伝説環境初期には「ザシアンは最終日に運が良い人が勝つ」と思っていた時期もあった。

しかしこれらの要素を考慮してもザシアンが環境トップに君臨し続ける理由は、他を圧倒する種族値や特性、巨獣斬のダイマックスへのダメージ2倍であり、言うなれば常に少し上振れているポケモンなのだ。

そこでザシアンが一番活躍しているタイミングはいつかを考えた。それはダイマックス相手に巨獣斬を撃っている時なのである。当たり前だろと思う方もいるだろうが少し解説させてほしい。前提としてダイマックス技にはステータス関連の追加効果はあるが、火傷や麻痺、怯み等は存在しない。つまりザシアンがダイマックス相手に巨獣斬を撃っている時はお互いの上振れ要素が急所のみでありながら、こちらは常にダメージが2倍の実質急所以上の恩恵を受けているのである。つまり、ザシアンを活躍させやすいのは相手にダイマックス権が残っている序盤だ。

これと同時に最速+剣の舞を持った、後発から通していくザシアンの上振れ要素の少なさにも気が付いた。環境に多いザシアンミラーを制するための最速選択は一見メリットしかないように思えるが、ザシアンがサンダーと多く組まれていることまで考えると聊か疑問が残る。

「最速ザシアンを使って立ち回りは完璧だったのに静電気一発麻痺で相手のザシアンに上を取られて負けた」という旨のツイートをよく見る。その場面だけを見ればたしかにそうかもしれないが、果たして構築としては勝っていたのだろうか。展開を予想すると、最速ザシアンで恐らく剣の舞を積んでいて相手はサンダー+ザシアン、攻撃するだけで勝てるように思えるが、サンダーを倒すためにザシアンはじゃれつくを選択しなければいけない場合、最速ザシアン側の勝率は命中90%を引いてから麻痺しない70%を引かなければいけないため、63%が勝率の上限ということになる。言ってしまえば理想展開を100試合作っても37試合は負けるのだ。そして相手のザシアンが最速であった場合の勝率は31%まで落ちる。

恐らくほとんどのプレイヤーは感覚的にはこのことを理解しているので、分かりやすいところから被弾回数を数えて勝率を逆算する癖をつけるといいかもしれない。

 

以上のことを踏まえて組んだ構築が以下である。アプローチの手段として楽しんで頂きたい。

 

考え方としては可能な限り初手にザシアンを置いて荒らし、後発の珠ミミッキュやアッキサンダーでダイマックスをして詰めていく。初手に置くザシアンは相手のザシアンを抜いている必要が少ないことや相手の珠アタッカーと撃ち合わせるためにHAベース。よく言われている「受かってないんだからザシアンにサンダーを投げるな」問題も、Aに多く振ったザシアンであれば確率的に麻痺は引くものの倒し切れることが多く、麻痺を引かずに倒せた時が上振れとなる。

相手はザシアンを処理した後に後発ダイマックスで崩しに来るが、その展開をウーラオスの気合の襷やミミッキュの化けの皮、耐久振りサンダーで強引に止めテンポを取らせない。ミミッキュやサンダーをダイマックスエースとして後発に置くことで接触や技外しによる下振れを考慮する必要が無く、数値によるごり押しをしやすい。

S16最高2064 役割集中ラオスミミザシアン - 発寒厨の蜻蛉日記

 

ここまでの考えを今の伝説2体環境に落とし込んだのものがザシアン+黒バドレックスとなる。ザシアンの構成を巨獣斬/インファイト/ワイルドボルト/電光石火とすることで序盤での活躍が見込める上に技外しによる下振れが無く、相手のポケモンを疲弊させた後に黒バドレックスを通していく。スイーパーとしての黒バドレックスには技の追加効果としての上振れは存在しないが、相手より先に行動する高火力が急所の試行回数を稼げ、行動させずに倒し切った場合は相手の上振れを許さない。

S27最終33位 壁偽装対面ランドバドザシ - 発寒厨の蜻蛉日記

 

先月S28では更に下振れを減らす手段としてザシアンの代わりにゼルネアスから展開を考えた。特殊技メインのためサンダー等への接触が無く、ムーンフォースの強力な追加効果を期待したが、単体の対応範囲がザシアンに遠く及ばなかったため当初の想定とは少し別の構築になってしまった。

S28最終55位 役割集中ゼルネバド - 発寒厨の蜻蛉日記

 

上記のゼルネアス+黒バドレックスと同時期に考えていた、安定行動による上振れの集大成とも呼べる並びが以下のカイオーガ+ザシアン+アッキサンダーである。基本的な考えとしてはS16の伝説による荒らしからのアッキサンダーの詰めを土台としているが、この構築ではカイオーガの非ダイマックス時の上振れ性能に注目した。カイオーガは熱湯や冷凍ビーム、雷等の通常時に使う技に強力な追加効果があるが、ダイマックスポケモンとして運用されることが多く疑問を感じ、通常運用出来れば安定行動だけで楽に勝てる試合が多いのではないかと考えた。結果として試みはある程度以上達成出来たので、カイオーガを使うのが上手い知り合いに構築を託したところ上位を取ってもらえた。

S28最終22位 匿名ザシオーガ 使用者おろしぽんず - 発寒厨の蜻蛉日記

 

ここまでがS28までの暫定的な考えとなる。

私自身も昔はそうであったので自戒の意味も含むが、「相手の運が良すぎ」と熱くなって終わらせずに落ち着いてから試合展開を見返して、その展開を100回行った時に何試合勝てるのかを考えることで構築の安定感に繋がってくるはずだ。

 

S28最終22位 匿名ザシオーガ 使用者おろしぽんず

剣盾S28にておろしぽんず(@orosiPonzupoke)さんが以下の構築を使用。

メンバーシップ限定配信にて様々な並びを試している際に興味を持って頂き、構築の原案とコンセプト、立ち回り等を伝えた。

コンセプトは「匿名性の高いポケモンで相手視点でのみ択を発生させ、上振れを押し付ける」。

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・構築経緯

カイオーガの安定行動による上振れ性能、相手にダイマックスを強いる圧力に注目。ダイマックスを主軸としないカイオーガには拘りスカーフを持たせることが一般的であるが、潮吹きという技には追加効果が無く、上振れ性能を潰しているように感じた。

考察の過程で突撃チョッキ持ちのCSカイオーガはザシアンと組ませることで相手にだけダイマックスを強いる展開を多く作れ、雷や冷凍ビーム等の上振れ技を安定択として撃てることに気が付いた。

 

この並びが強いと確信したダメージ計算は以下であり、計算結果は雷+EF雷+巨獣斬の合算ダメージを示している。

ざっくり説明するとH191までのカイオーガであればダイマックス+突撃チョッキを持たれていても89%で倒せる(麻痺急所非考慮)。

 

初手でこちらのカイオーガと相手のカイオーガが対面した際、こちらは相手のカイオーガの型が何であれ雷を選択することが安定択となる。

準速まで引き上げたカイオーガは相手視点で、相手の特性が速く発動した場合は「硬いチョッキ」に見え、こちらの方が速い場合は「速い拘りスカーフ」に見えるので、一方的にダイマックスを強いりながらこちらのみ情報アドバンテージを得られる。

 

一方的にダイマックスを強いることの一番強い点は、こちらは雷を2回撃つことで51%で麻痺させることが出来るが、相手視点の上振れ要素はダイサンダーを急所に当てることのみでありながら、火力アップアイテムを持っていないカイオーガの攻撃でこちらの突撃チョッキカイオーガが1発で倒されることはないので、相手視点では上振れ要素が実質存在しないのである。

何百戦と対戦を行うランクマッチでは、安定行動による上振れ要素が間違いなく勝率に繋がると考えた。

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相手にダイマックス権を使わせた後の詰め筋として3匹目にはアッキサンダーを採用した。

剣舞ザシアンが増えていることで一般的には評価が下がっているポケモンではあるが、正しい使い方をすれば上振れ要素の塊の詰ませポケモンだと考えている。

 

ここまでが構築の軸であり、原案としては以下の並びと使い方をおろしぽんずさんに伝え、「珠アタッカーは匿名性が高ければ(≒選出段階でサンダーの珠を警戒させられれば)変えてもいいと思う」と伝えた。

原案

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f:id:hassamuchuu:20220402045720p:plain f:id:hassamuchuu:20220402045747p:plain f:id:hassamuchuu:20220402045756p:plain  f:id:hassamuchuu:20220402045743p:plain f:id:hassamuchuu:20220402045745p:plain  f:id:hassamuchuu:20220402045741p:plain

 

変更点としては、最終日付近に増えたホウオウ+オーガ受けサイクルを崩すために珠アタッカーを霊獣ランドロスに、ザシアン+黒バドレックスの並びを誤魔化すために襷メタモンを採用したとのことだ。

本人から「メタモンを採用したことでカイオーガのスカーフを切られやすいので違ったかも」と後日伺った。

(細かい技変更もあるがここでは触れないものとする)

 

カバルドン 212(228)-132-180(204)-x-102(76)-67

ザシアン  195(220)-242(236)-136(4)-x-136(4)-174(44)

カイオーガ 175-x-111(4)-222(252)-160-142(252)

サンダー  197(252)-x-150(252)-145-110-(121)

ランドロス 165(4)-216(252)-110-x-100-143(252)

メタモン  155(252)-x-x-x-74-47

 

・雑感

元々は自分が使う予定でカイオーガ+ザシアンを考えていましたが、途中でゼルネアスを使いたい欲が高くなり、完成度は高いと感じていたものの手放しました。

そのことをメンバーシップ限定のランクマッチ配信で話すとおろしぽんずさんが興味を持ってくれたので、ある意味構築を託すという形になりました。

正直原案でボロ負けしたら立場が無いなと少し怖くもありましたが、原案を使って1日で1800から2000付近まで上げ、最終日に改善を加えて最終22位まで勝ってくれたので自分のことのように嬉しく思います。

S27でもメンバーシップ限定配信で使った構築を真似して使った人がレート2000を達成していたり、ある程度再現性の高い構築は組めているのかなと自信に繋がりました。

S28最終55位 役割集中ゼルネバド

剣盾S28にて以下の構築を使用。

構築のコンセプトは、「採用率の高いザシアンかネクロズマを崩しの起点とすることで再現性高く勝つ」。

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レンタル紹介

youtu.be

環境に存在する鋼タイプのほとんどがザシアンか日食ネクロズマであり、これらのポケモン以外で鋼タイプが採用されていることが少ないと考えたのでゼルネアスから構築を始めた。

結果としてはこの読みは少し外れ、S28はトリトドンの増加による火力の高いカイオーガの減少、ナットレイの増加という流れでまた別の物理鋼が増えてしまったが、バドレックスでギリギリ誤魔化せる範囲ではあったと思う。

 

以下採用順に解説をしていく。

 

ゼルネアス  209-x-117-200-119-143

バドレックス 175-81-100-217-121-222

ランドロス  196-166-156-x-100-111

ナットレイ  181-114-152-x-184-24

バンギラス  207-155-131-103-165-83

エースバーン 155-184-95-x-96-171

 

・個別解説

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209(60)-x-117(12)-200(244)-119(4)-143(188)@パワフルハーブ

ムーンフォース 雷 ドレインキッス ジオコントロール

 

C

+2ダイサンダーが199-135ザシアンに157~

+2ムーンフォースが同上ザシアンに105~

S

準速カイオーガ抜き

 

上手いザシアン入りに対してゼルネアスを通すことはほぼ不可能であるが、一応定数ダメージを絡めて倒すルートを残しながらバドレックスを通すために餌として運用した。

H振り程度のザシアンであれば鉄の棘×2でダイサンダー圏内に入り、裏から出される場合でもムーンフォースとアストラルビットで倒しきることが出来る。

ザシオーガの並びが環境から消えることはないと考えているため、立ち回りに安定感を出すために素早さラインを高くした。

 

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175-81-100-217(252)-121(4)-222(252)@気合の襷

アストラルビット サイコショック ドレインキッス 悪巧み

 

C

アストラルビットが199-135ザシアンに109~

 

ゼルネアスでザシアンやネクロズマを誘い黒バドで襷を残しながら倒しきることをコンセプトとした。

ジオコントロールを積んだゼルネアスの圧力により相手にダイマックスを強要出来る盤面も多く、こちらは襷を残しながら嘶きを発動出来る展開も多かった。

 

基本的にアストラルビットしか撃たないが、電磁波が飛び交う環境であったことからサブウェポンはミストフィールドを展開出来るドレインキッスとした。

エスパー技はサイコキネシスやワイドフォースも試したがどれも勝率には関わらなかったこと、ハピナスやラッキーで受けようとする愚か者が一定数いたことからサイコショックとした。

 

f:id:hassamuchuu:20220302010424p:plain

196(252)-166(4)-156(252)-x-100-111@ゴツゴツメット

地震 蜻蛉返り ステルスロック 堪える

 

HB

A244ザシアンの巨獣斬を約40%で2耐え

 

サンダーとの違いはステルスロックを撒けることや交代技の蜻蛉返りに無効タイプがないこと。

環境のザシアンは火力特化も多いことからランドロスで受けることは非常に怪しいが、堪えるを採用することによって1度目の巨獣斬のダメージから安定して行動を分岐させることに成功した。

(2耐えしそうなら蜻蛉orステロ、悪い乱数を引いて倒されそうなら堪える)

 

勿論岩技が欲しい場面はあるが再現性の高い立ち回りを実現するには堪えるの存在が必要不可欠であった。

 

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181(252)-114-152(4)-x-184(252)-24@食べ残し

相手のナットレイより速くしたかったためS個体値4

ジャイロボール タネマシンガン 宿り木の種 守る

 

HD

C222カイオーガの雨潮吹きを2耐え

 

ザシオーガの並びに対してザシアンを誤魔化すためにランドロスを選出すると、初手のゼルネアスとザシアンの対面でカイオーガを釣り出しされてしまうことが何度かあったため、ゼルネアス+ナットレイ+黒バドレックスで対応出来るようにした。

 

宿り木の種は命中不安で外し即負けの展開も多いが、それよりも当てた際のアドバンテージが非常に大きいため割り切った。

身代わり持ちカイオーガミミッキュを意識して命中安定のタネマシンガンを採用。

ジャイロボールを採用することでダイマックスを絡めてほんのりゼルネアスやザシアンを誤魔化すことも出来る。

 

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207(252)-155(4)-131(4)-103-165(236)-83(12)@オボンの実

ロックブラスト イカサマ 火炎放射 挑発

 

HD

サンダーや特殊イベルタル、バドレックス意識で可能な限り高く

S

麻痺したウーラオス抜きのポリゴン2抜き

 

相手のサンダーやイベルタルの圧力になりながら自分のバドレックスやエースバーンをコピーされた時の切り返しとして採用。

突撃チョッキ持ちのバンギラスではアッキサンダーや耐久振り羽休めイベルタルポリゴン2に勝てないことから挑発を採用するためにオボンのみを持たせた。

 

攻撃に努力値を振っても欲しい相手には打点が足りないことからザシアンやネクロズマの後出しに一番負担をかけられるイカサマを採用した。

役割を遂行させたい相手に対する技を持たせた後にスペースが余ったので、終盤に増加したホウオウ+ナットレイを最低限誤魔化せる火炎放射とした。

 

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155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)@命の珠

火炎ボール 不意打ち 飛び跳ねる ギガインパクト

 

A

イベルタルへのダメージ意識の意地っ張り

 

ゼルネアス+黒バドレックスを軸として採用した場合に相手のイベルタル+ネクロズマを綺麗に崩せるビジョンが見えなかったので、エースバーンでどちらかを倒しこちらのどちらかを通すことにした。

仮に相手の3枠目とエースバーンが撃ち合った場合でも、ゼルネアスは攻撃に振っていないネクロズマメテオドライブを耐えるので、ダイマックスを使わせることが出来れば十分勝機はある。

 

イベルタルネクロズマを意識しているため火炎ボールとギガインパクトは確定。

自分のバドレックスをメタモンにコピーされた際に撃て、ダイアークでバドレックスの道を作れる不意打ち、飛び膝蹴りが必要な場面が思い浮かばなかったため仕事量を増やせる飛び跳ねるとした。

 

・選出例f:id:hassamuchuu:20210307225721p:plainf:id:hassamuchuu:20210902150122p:plain

ザシアン+カイオーガ

→ゼルネアス+バドレックス+ナットレイ

ヌケニンがいる場合はゼルネアスの代わりにランドロスを出したいが、珠サンダーが臭う場合はその限りではない。

 

イベルタル+ネクロズマ

→エースバーン+バドレックス+1

 

ザシアン+イベルタル

→ゼルネアス+バドレックス+ランドロス

 

書き出したら切りが無いですが、まず「初手にゼルネアスを出せない理由」を探します。

 

・雑感

今月は珍しく一か月を通してポケモンを楽しめました。今のルールは押し付けが強く、勝っても負けても納得が出来ることが多いため自分に合っているのかなと思います。

リアルの関係で深夜の26時前には切り上げてしまいましたが、今月はGW絡みで最終日にポケモンが出来ないことが確定しているので、もう少し粘れば良かったかなと少し後悔しています。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。